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feed 第38回江戸川区花火大会 (2013/8/7 0:00:11)
日本に生まれて良かった。そう実感する夏です。

去る8月3日、風向・空色ともに良い条件で行われた第38回江戸川区花火大会。ゲリラ豪雨で中止された隅田川、向かい風で煙に阻まれた横浜・神奈川新聞に続く今年3度目の花火撮影でしたが、非常によい条件で撮影することができました。

昨年はメイン会場である江戸川区側から見てみましたが、今年は「川」を写し込むべく、対岸の千葉県市川市側から撮影。江戸川水面にひしめき合う屋形船と、観客の携帯電話やデジカメから発せられる無数の光点にも注目です。

色とりどりの小さな花火が空中で分散する「千輪」。これまでで一番よく取れた1枚です。
【設定】マニュアルモード, 絞りF5, シャッター3秒(バルブ), ISO感度100

複雑な花火も美しいですが、やはり丸く巨大に広がるものが打上花火の真骨頂。大きな花火の中に小さな花火を入れて二重の円を描く、「芯入り菊」と呼ばれる作品。制作には高い技術を要するそうです。
 【設定】マニュアルモード, 絞りF5, シャッター7.7秒(バルブ), ISO100

 日本の花火技術の傑作とされるのが、この「八重芯変化菊」。1つの花火の中に2つの輪、全部で3重の輪を描きます。大きさ、色ともに素晴らしく、迫力満点の一発です。
【設定】 マニュアルモード, 絞りF5, シャッター5.2秒(バルブ), ISO100

 単色の花火(牡丹)を複数色並べて打ち上げる「ワイドスターマイン」(速射連発花火)。カラフルでハイテンポな演目です。
【設定】 マニュアルモード, 絞りF7.1, シャッター1.6秒(バルブ), ISO100

今年の江戸川フィナーレ。とにかく巨大で明るい「 錦冠」(にしきかむろ)は、一瞬で消える他の花火と違い火がしばらく空中に残るのが印象的。トリを飾るのに相応しい豪華な一発で、日本の花火大会のフィナーレでよく打ち上げられます。
【設定】 マニュアルモード, 絞りF7.1, シャッター1/1.6秒(バルブ), ISO100

沈みゆく夕陽を背景に、江戸川に浮かぶ屋形船と両岸で花火を待つ人々。139万人(昨年度実績)という驚異的な来場者数は、全国最多です。




 
花火関連の参考ホームページ

・打上花火の種類
http://www.hanabi.co.jp/hanabi.syusai.syurui.tama.htm

・ 割物花火
http://www.japan-fireworks.com/catalog/catalog2a.html

・スターマイン
http://www.japan-fireworks.com/catalog/catalog4.html

・東京の花火2013
http://www.jalan.net/theme/hanabi/tokyo/  

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