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雨でこそ見える迫力 / 羽田空港4月21日
Blue Thermal Photography
(2024/10/31 8:42:14)
雨でこそ見える迫力 / 羽田空港4月21日 (2013/4/23 23:44:40)
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雨でこそ見える迫力 / 羽田空港4月21日 (2013/4/23 23:44:40)
屋外で写真を撮る者にとって天気は晴れているに越したことはありませんが、雨の中で初めて見えるものもあります。飛行機が着陸するとエンジンを逆噴射させてブレーキをかけますが、この時に滑走路上の雨水を大量に巻き上げます。晴れでは見えないエンジンのパワーが、目に見える水煙で現れます。
これを撮るなら、エンジンがたくさんある方がいい。午前中にしっかり雨予報であった日曜日、運行情報をチェックするとANAは福岡-羽田線に747を3便も投入。うち2便目、10時40分着ANA244便で理想の1枚が撮れました。
ちなみにこの水煙、同じ機体でもそれぞれの便で出方が大きく違います。パイロットによって逆噴射のかけ方が違うようで、現場で撮ってみないと分かりません。
雨で灰色に霞んだ写真から、画像編集でそれぞれの色を出します。ANAの青、草の緑、胴体の白を強調して被写体の存在感を上げていきます。
Nikon D700, SIGMA 120-400mm
F8, 1/320秒, ISO200
execution time : 0.005 sec