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「怪鳥 S10がついに日本の空に浮かびました。」

ほぼ30年前、西ベルリンの一角で製作が始まったシュテメS10は、当時の西ベルリンでは試験飛行ができず、西ベルリンから東ドイツを横断して、西ドイツのブラウンシュバイクで試験飛行をしていました。

その当時、とある日本企業がシュテメ社を買い取ると言う話があり、シュテメ博士が来日しました。その時、私は故加藤隆士氏とシュテメ博士と会ったことがありました。

月日が流れ、2013年、どうしてもS10が良いと言う人が現れ、S10探しが始まりました。
アメリカやメキシコであわや騙されそうになったりしましたが、オースタラリアのヨークハッカー/クラウスオールマンの紹介で、この機体の購入が決まりました。

私と秋永、佐々木がベルリン郊外のシュテメ社を訪れ、整備や操縦を習いました。

その当時に知り合った人がアンドレアスヘブナー氏で、今回のAeroでも会うことができました。

今まで機体の整備をして来ましたが、今日、飛行場へロールアウトしました。

世界で初めて、S10の横歩きです。

Check in/Check out

飛行場は満杯状態で、1機出したら、1機引っ込めると言う状況です。

S10が出て、

PA18が引き込まれました。

地上試運転の後、社内飛行が行われました。

離陸はごくごく普通でした。翼は長いですが、、、、、

早速、飛行中の空撮を、
 
飛行を終了！！これから毎日、試験飛行が続来ます。

中澤愛一郎